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人の期待に応えるより自分の期待に応えましょう

赤坂日枝神社の紅白梅です。

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昨日は珍しくテレビをよく観ました。

吉藤さんはオリヒメというロボットを開発して、
身体が動かせない人が、
ロボットを介して社会と繋がる活動をされてます。

私はTwitterで知ってから、
ずっと応援してます。 


ダンナが知っていたからビックリしたら、
「この人よくテレビに出てるから知ってるよ」と
テレビっ子のダンナに言われた。笑

普段、ニュースくらいしか見ないから、
知らなかったなー。

吉藤さんを紹介してくれるなら、
テレビも役立つね。笑


私が観たのは下の番組です。
再放送もあるみたい。


【逆転人生】
「“人づき合いが苦手”から大逆転!新進気鋭のロボット開発者」

【再放送】
2020年2月15日(土) 午前0時20分(50分)
2020年2月17日(月) 午後3時08分(52分)

【番組内容】
いま注目!分身ロボット「オリヒメ」の開発者・吉藤健太朗さん(32歳)。
アメリカ経済誌で田中将大さん、
錦織圭さんと並び、“アジアを代表する30歳以上の若きリーダー”に選ばれている。
極度のコミュ障で、部屋で「折り紙」に没頭していたという暗黒の少年時代。これが後に人生の逆転につながった。
スタジオには話題のロボットが登場!山田ルイ53世さん、市川紗椰さん、山里さんと“コミュ障”あるあるトークで盛り上がる。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4470/1795037/index.html


 
さて今日の本題はこちら。

吉藤さんのテレビを見て、
消そうとしたら始まりまして。

題名を観て、
これは観ないとダメでしょと思い、
全部観ました。



【事件の涙】
「待ち続ける先に~田代まさしの息子として~」
 

【番組内容】
覚醒剤取締法違反を繰り返し、去年11月、再び逮捕された元タレントの田代まさし容疑者。
息子は、高校生の時に父の最初の逮捕に直面して以来、社会の厳しい目にさらされた。
そして、父がその後も繰り返し逮捕される中で、深い葛藤を抱えながら父との関係を続けてきた。
薬物使用を繰り返す父と、息子はどんな思いで18年もの歳月と向き合ってきたのか、
そして、今回の逮捕をどう受けとめているのか見つめた。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4708/2894225/index.html


ダルクの所長さんが
息子さんに語った。

「支え手になり過ぎないで」
「家族は家族で自立して生きて欲しい」

この言葉は依存症に陥った本人、
そして家族を何より救う言葉だと思います。
 

日本は
家族の問題を、
家族や親族のみに連帯責任を押し付けます。



私の体験を例に出しますが。

「親が子どもを愛さない訳がない。」

「産んでくれた親に、
感謝し恩返しをするのは当たり前。」

「親兄弟の不始末は子どもが責任を持つのは当たり前」

「あなたは長子。
長子は両親や弟さん達を助ける為に生まれてきたのだから頑張りなさい。」


まだまだありますが。

こういう言葉を、
耳にタコが出来るほど幼い頃から言われ続けました。


多かれ少なかれ、
こんな風に言われたことは、
皆さんあるんじゃないかな。

 
誰かを支える為に生まれる存在とは、
奴隷に他ならないよね。
 


私は生まれて良かったと心の底から、
1度も思ったことはありません。
 

血が繋がっているという事は、
自分もいつかああなるかもと、
20代まで恐怖でしたし。


「ああなったら絶対に自分を殺そう。」と
誓って生きてました。


今はならない自分に自負はありますが、
若い頃の絶望感はほとんどの人には、
理解されないでしょう。


家族であろうが、
個人の問題として考えることも、
私は重要だと思います。




番組を観ていて1番思ったことは。

人の愛は悲しさや寂しさで作られやすいな。と、

脆く儚く哀れに感じました。



そして、
期待に応えて壊れてしまう人達が
多いんだろうなと改めて考えていました。



人が期待に応える場合は
大きく分けて2つあると思います。


・1つ目
人から嫌われたくない。

・2つ目
いつかの自分が期待して、
がっかりした自分と同じ目に合わせたくない。


混合型もあると思いますが、
私は2つ目でした。

 
番組を見て、
田代まさしさんは混合型と感じたかな。


田代まさしさんが4回目の逮捕をされる前に、
これが原因じゃないかな?と
感じるシーンがありました。


息子さんから
「ラッツ&スターの40周年公演に、
きっと出られるよ!」と、
たくさん持ち上げられて、
すごく嬉しそうにワクワクしていたんですよね。


あー、あの高揚感は必ず深く落ちるな。と思っていたら、
10日後に覚醒剤で4回目の逮捕と出ました。。

 

息子さんはいつか幸せだった家庭や、
憧れていたお父さんに今でも戻って欲しい。


だけど、田代まさしさんは、
無理に無理を重ねて、
仕事を頑張り佳き父や夫をやっていた。


期待してくれている息子の期待に、
応えられない絶望を直視出来なくて、
落ちて薬をやったんだろうと推察しました。
 

息子さんには真実に見えた家庭は、
幻だったことを認めるのは、
難しいんだろうね。。





嫌われ、必要とされない自分も、
受け入れられると、
生きるのは楽なんだけどね。


そういう考え自体が、
日本の社会ではまだまだ異端なんだろうな。



私は一昨年、
あるセッションで言われた言葉で、
吹っ切れたんですよね。


「あなたは存在しているだけで嫌われます。

なぜなら人が1番嫌う努力をして、
結果を出すから。

周りに左右されず、
淡々と努力をする人間がいたら、

自分が何もしてない事に気がついてしまう。

そんな人間には居なくなって欲しいと思うのが人間ですから。

あらゆる人間に嫌われるのが、
あなたの人生です。

でもあなたは何も悪くないです。
これは忘れないでくださいね。

人と関わらず1人で生きるのが、
あなたには1番幸せだと思いますよ。」


今では、この方のセッションを定期的に受けるのが、
私の定点観測になっています。


丸ごと信じるのでなく、
自分の違和感と突き合わせてます。



「存在しているだけで嫌われる。」


私には何より嬉しい言葉でしたね。 


それからは一層更に
人の期待に応えなくなりました。

 

仕事は利益を提供するもの。

それについての割り切りは、
はっきりしてます。


ですので、プライベートは、
完全に1人の行動に切り替えました。



ダンナだけは例外らしく、
仲良く出来る星回りだそうです。

良かったです。笑


ダンナは私に何も期待しません。

やってくれたらラッキーみたい。

私も同じ感じです。


普段は全く当てにしてないが、
いざという時の力量は互いに知っているので、
安心ですね。


皆さま、
どうぞ「自分自身」の期待にだけ、
応えてくださいね。


他者への期待に応えるほど、
人はすり減り自分が無くなって行くのだと思います。


田代まさしさんの息子さんは、
期待を止めることをお父さんに手紙で出していました。


息子さんも田代まさしさんも、
自分を生きられますように。


他者の人生を背負って生きてると、
それは死んでいるのと変わらないと思います。 



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