
今年は2回目?だったかな。
まだまだ歌舞伎ひよっこですが、
楽しく観劇しながら色々勉強しています。
昨夜の歌舞伎の演出で手にした花びらの紙で、
6弁の花を象ってみました。

昨夜の歌舞伎の余韻を、
朝から楽しんでましてね。
そういえば、
手づかみで、
花びらをグワっと持って帰った方を
多く見かけましたが。
そこに【余韻】は在るのだろうか。
歌舞伎を観に行く楽しさは、
内容だけでないんですよね。
歌舞伎座は、
檜の香りや様々な香りがするの。
正確には、
様々な香りのように感じる。ような、
気がするだけなんですが。
この香りって何だろうなぁと、
考えたりしてます。
舞台は様々な人がいて成立するので、
裏方さんの動きをよく見てます。
出演者の肉体も観察するし。
海老蔵の太腿が、
異様な太さでびっくりした。
ふくらはぎや腕は
普通に締まってるくらいだけど。
太腿だけ鍛えているのか、
演じる全ての訓練をすると、
結果太腿が太くなるのか。
いずれにしろ、
鍛えていないと動けない動きばかりだよなーと
海老蔵を眺めてました。
かたや、
一生、主役も重要な脇役も
演じることが無い人達もいて。
この人達は日々何を鍛錬し、
何を考え、生きているんだろうな。とか。
太鼓、三味線、謡いの人。
この中でも、
様々な序列があり、
何を考え、生きているんだろう。と。
劇に集中しながら、
同時に全く違うことを考えますが。
同時に
いくつも本を読んでいる感じなのかな。と
いつも思います。
これを書きながらも、
新聞を広げ、ツイッターを読み、
色々調べたり、
毎日定点で読むブログを読んだり。
1つを深く広く知りたいと思うと、
再現がなくなりますが。
毎日楽しいです。
楽しみといえば。
新聞の連載の1つに、
探検家で医師の関野吉晴さんのインタビューがあります。
関野さんがもう70歳とは。
グレートジャーニーを見ていたのは、
私が20代からだから、
当たり前っちゃー当たり前なんだが。
今日は54歳で体験した、
豚のなめし工場での労働体験でした。
ご自身の育った街を知らないなと思ったのが、
工場での労働体験だったそうです。
一緒に仕事をしながら、
仲良くなるのが関野さん流。
なめし工場は重労働ですね。
知らなかった。
関野さん、
今はグレートジャーニーについて、
グレートイミグレーション(移民)だと思うそうです。
人類が世界中に拡散した理由は、
好奇心や向上心だと以前は思っていたそうです。
でも現場に行き現実を見て思ったのは。
人口が増えると、
弱い人間は押し出される。
本当に弱い人間は死んでいくが、
その中にフロンティアやパイオニアがいて、
「住めば都」を作っていったんじゃないかと、
工場で働く外国人を見ていて感じたそうです。
私は関野さんのような体験もしてないし、
狭い範囲でしか体験もしてない。
だけど、虐待については、
誰よりも体験していて。
その中で関野さんと似たことを思う。
弱い個体は排除されるか、
強者に従順になる奴隷になるか、
自ら自滅するよな。と。
たまたまその中で、
生き残り立場や居場所を
自分自身を確立した人間が、
違う視点や観点でコミュニティを形成するんじゃないかな。
私は今の時代は、
昔の村社会と違い、
孤立しても生きて行けるから、
人嫌いな人は生き残りやすいと思う。
人が嫌いな理由も、
実は色々あるんですよね。
そんな話しはまた今度。
今は1人でコミュニティを形成出来るから、
気楽だよね。
私はそれを希薄とは思わない。
因習という呪縛はそろそろなくなって良いと思うよ。
広い意味でのチームワークは必要だけど、
囲い込んだ親密なチームワークはあんまり必要ないと思うので。
家族という狭い親密さは
早く解体された方が良いと思ってます。
代替になる概念がまだ薄いけどね。
この考えが変わっているのは、
重々承知してますが。
私のように、
孤独や孤立を好む人の、
エールになればと思います。
ま、あんまりいないだろうけどね。
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